ジャン＝ミッシェル・フォロン展
会期：2025年04月05日～2025年06月22日
場所：あべのハルカス美術館
FOLONという名前とともにAGENCE DE VOYAGES IMAGINAIRES（空想旅行エージェンシー）と記載された１枚の名刺から展示は始まります。ジャン＝ミッシェル・フォロンは1934年ベルギー生まれ。絵を描くことが好きで1953年、マグリットの壁画《魅せられた領域》を見て、絵画の可能性に目覚め、挿絵を描きながら生計を立てます。ドローイング作品をニューヨークの雑誌社に送ったところ、雑誌に掲載され注目されるようになります。その後、白い紙に黒インクで描くことから、カラーインクを使った作品へ。やわらかな色彩と軽やかなタッチで表現された作品は、私たち見るものを空想旅行へといざなってくれます。でも、単に優しいだけでなく、するどいメッセージが１作１作に込められています。特に反戦に対するメッセージは感じ入るものがありました。
私のお気に入りの青い人物・・「リトル・ハット・マン」が描かれた作品にも出会えます～～～。今回、初めて彼？の名前を知りました(;’∀’)(;’∀’)(;’∀’) 会場内はプロローグからエピローグを含め５つの章で構成され、フォロン財団の協力のもと絵画、彫刻、ポスターなどの多彩な作品約230点が展示されています。巡回展ですでにご覧になった方も多くおられると思いますが、ここあべのハルカス美術館では会場内のすべての作品で写真撮影が可能です。どの作品を紹介しようか迷ううぐらいどの作品も好きです。
こうなると、買っちゃうんです、図録・・・重かったです。
flyer ＆ 作品リスト
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