ルイーズ・ブルジョワ展
会場:森美術館 六本木ヒルズ森タワー53階
会期:2024年9月25日~2025年1月19日
たまたまヲタ活で東京に行くことになり、偶然時間があいたので、ちょっぴり怖そうなルイーズ・ブルジョワ展を見てきました(;’∀’) 六本木ヒルズに鎮座する巨大な蜘蛛《ママン》、ヒルズに行ったことのある方は体外見たことがあると思います。不気味というか気持ち悪いというか・・・その作者の国内27年ぶりの大規模回顧展になります。余談ですが、ヒルズの《ママン》は地震対策で特別な靴を履いています(;’∀’) 怖いもの見たさとはいうものの、今度いつ見れるかわからないので、ラッキーです。サブタイトルは「地獄から帰ってきたところ 言っとくけど、素晴らしかったわ」です~~~
ルイーズ・ブルジョワは1911年生まれ。パリの郊外のタペストリーを修理する工房を経営する家庭で、母親の修復する仕事をみながら育ちます。20歳で母親を亡くし、威圧的な父との確執を避けるように、26歳での結婚を機にアメリカに移住。彫刻家として活動しますが、かなり遅咲きで70歳で女性彫刻家として初となる大規模個展がニューヨーク近代美術館で開催されました。今回は彼女の若かりし頃から、晩年にいたるまでの作品が順を追って展示されています。母と娘の絆を感じるものもあれば、父親との確執をテーマにしたグロテスクな作品もあります。「5」にこだわった作品もありました。どの作品もありたけの感情がぶつけられていて、とてもインパクトがありました。ちょっと気持ちが悪いと感じ得ていた蜘蛛ですが、クモが糸をはいて巣を張っていく様=母親がいろいろな糸でタペストリーを修復する様を、ひいては「絆」を表現しているそうです。なるほど~~~
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作品リスト
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