京都 日本画新展 2024

京都日 本画新展2024
会期:2024年2月2日~2024年2月11日
場所:美術館「えき」KYOTO

昨年🔗に引き続き「京都 日本画新展 2024」に行ってきました。この展覧会では20~40歳代までの推薦を受けた京都ゆかりの若手日本画家30人の作品が展示されています。昨年同様、現代的な印象を受ける作品が多く、とても意欲的でチャレンジ精神あふれる日本画作品が展示されています。もちろんどの作品も岩絵具や墨・顔料で描かれています。キャンパスの多くは麻布や麻紙。少数ですが和紙や絹もありました。日本画ってどことなくくすんだ雰囲気の絵が多く、みていて心が落ち着きます。原色もいいんですが、それは洋画に向いているのかも?パステルカラーに若干グレーが混じったような色合いが好きです。

今年の優勝賞を受賞された小谷優佳子さんの「迷子の風」が一番好きですねえ。表情がとってもいいです。どこを見つめているのかな?赤い水玉模様のお洋服を着た女性の歩みを描いた原田有希さんの「ゆきつもどりつ」も良い感じ。受賞作品以外にも良いなあ~~と思う作品が多数ありました。これからの成長が楽しみです。

美術館「えき」はいつもは写真撮影禁止だそうですが、今回も写真撮影も可能な上に、なんと今年から図録が販売されています。A5版と小さく、作品とともに各作家さんの顔写真と経歴、ショートメッセージが1人1ページで掲載されています。記録と保存するのにとても良い内容&サイズの上に、お値段も1000円とお手軽で、購入して帰りました。来年も販売されるといいな~~~

今回は以下6名の方が賞を受賞されています。(個々の作品はflyerご参照ください)
大賞  :山部杏奈「ある部屋の光」
優秀賞 :竹下麻衣「おしゃべりな糸屑たち」
優秀賞 :小谷優加子「迷子の風」
奨励賞・京都府知事賞:高山紀久恵「継ぐ」
奨励賞・京都市長賞 :小熊香奈子「時がふりつもる」
奨励賞・京都商工会議所会頭賞 :田中達也「痕跡」
推薦委員は石股昭・大沼憲昭・西久松吉雄・雲丹亀利彦・川嶋渉・村居正之の6名の皆様でした。

flyer

今年も受賞された方の作品を上記の順にアップ後、残念ながら受賞を逃された方々の作品のなかで私が素敵だなあと思った作品をギャラリー形式でアップします。写真をクリックすると大きな画像で表示されます。クリックすると大きな画像で表示されます。ブログ内の資料や写真の無断転載は禁止です。ご注意下さい。

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