手塚雄二展 雲は龍に従う

東叡山寛永寺根本中堂天井絵奉納記念
手塚雄二展 雲は龍に従う
会場:松坂屋美術館(松坂屋名古屋店 南館7階)
会期:2024年12月7日~2024年12月25日

東叡山寛永寺根本中堂に奉納される天井絵みたさに名古屋まで遠征(;’∀’) です。この天井画を描かれたのは作家の手塚雄二。1953年神奈川県生まれ。東京藝術大学在学中に院展に初入選、若いころから画壇の中枢で活躍され、東京芸術大学の日本画科教授として後進の育成にも力を注いでこられました。
本展は、会場内を4つのテーマでエリア分けし、手塚雄二の「華と寂」「写実と装飾」「古と今」「静と動」など、つねに相反し、振り子のように展開する画業を、過去の作品から最新作まで順を追って紹介しています。さらに、2020年から手掛けられた6×12メートルにもおよぶ寛永寺根本中堂の天井絵が披露されています。この天井画は奉納前に眼を描き入れ、眼のすぐ上の龍の爪の中心部に卍1文字が書き入れられ完成との事。 2025年の奉納に先駆けて見ることができるラストチャンスです。新しい天井板を使わず、あえて数百年の時を経た天井板に直接描くことで、独特な風合いを感じることができる作品に仕上がっています。旧材をあえて活かすことにより「古」と「今」を結ぶ手塚ならではの試みとなっているとのこと。描き出される2頭の龍はどの方向から見ても非常に迫力があり、躍動的です。近くで見ることができ大満足で帰ってきました( ´∀` )

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