森の芸術祭 晴れの国・岡山  奥津・真庭・新見エリア

森の誘惑/森のエコロジー
森の芸術祭 晴れの国・岡山  奥津・真庭・新見エリア
会場:岡山県北部 12市町村(津山市・高梁市・新見市・真庭市・美作市・新庄村・鏡野町・勝央町・奈義町・西栗倉村・久米南町・美咲町)
作品エリア:津山城周辺・津山/グリーンヒルズ津山・奈義/奈義町現代美術館周辺・鏡野/奥津・真庭/蒜山
会期:2024年9月28日~2024年11月24日

さて、2日目です。(津山・奈義周辺エリアはこちらから🔗)
朝起きると、外は真っ白・・凄い濃霧です。そんな濃霧の中、朝から温泉に入り(また入ったの?(´∀`))、朝食をいただき、宿を後にしました。お食事は夕食も朝食もベトナム出身の方がお世話をしてくださいましたが、とても親切でよかったです。ありがとうございました。

宿近くの案内所から、湯郷温泉送迎バスでまたまた40分かけて津山駅へ。利用するArt周遊バスの乗車時間まで時間があったので、津山まなびの鉄道館へ。会館前でしたが、外からでもプリズムを見ることができよかったです。大急ぎで駅に戻り周遊バスに乗車。車内は42人乗車されていて、ほぼ満席でした。9時15分に津山駅を出発したバスは40分かけて奥津振興センターへ。こちらでジェンチョン・リョウの《山に響くこだま》を鑑賞。内部には木が植えてあり、今後は撤去されることなく、パブリックアートになるとのことで、木の生育とともに作品がどう変化していくのか楽しみです。鑑賞時間は15分。なかなかタイトです。

バスは10時10分に出発し、15分ほどで奥津渓へ。こちらでは、立石従寛の《跡》を鑑賞。鑑賞時間は20分程度でしたが、作品とともに満開の紅葉を堪能しました。こちらはもみじ祭が終了し交通規制が解除されていましたが、今年はまだまだ紅葉が満開で交通渋滞が起こり、お迎えのArt周遊バスがなかなか来なくて、かなり出発が遅れてしまいました。出発は10時45分だったんですが、11時でした。向かうは真庭・蒜山エリアです。運転手さんも大変です。マイクで頑張りますとおっしゃってました。ご苦労様です。

紅葉や、コスモス、ススキなど大変綺麗な景色を見ながらバスに揺られること1時間。GREENable HIRUZANに到着。鑑賞時間は45分程度。こちらでは常設として、隈研吾《風の葉》と淀川テクニックの《真庭のイノシシ》が展示されています。隈研吾の建築物はとにかく大きくて、中に入ることもできます。森芸の作品は蒜山ミュージアム内に展示されていました。こちらではショップもあり、森芸グッズも販売されていました。ちょうどお昼時でしたが、お店に入って食べる時間がなかったので、手持ちのおにぎりとお菓子を食べて、ちょっと休憩。

12時45分にバスは出発。ここで今までの遅れを取り戻せました。1時間10分ほど高速道路と、山中を走り、13時55分に満奇洞に到着。1時間の鑑賞時間がとられていたんですが、満奇洞の入口が山の中腹付近にあり、坂道を頑張って登る、登る・・・体力使いました。こちらは鍾乳洞なんですが、入口でヘルメットを渡され、着用するように言われました。洞内はなかなか狭く、途中かがんであるかないといけいない箇所もあり、そして暗かったので、ヘルメットなかったら、頭ぶつけてました・・ありがたや~~ 洞内の一番奥に蜷川実花withEIM《深淵に宿る、彼岸の夢》があるんですが、到達するまでに20分くらいかかりました。静かな音楽とともに赤いLEDライトでライトアップされた数百本の彼岸花のインスタレーションはとても幻想的で素晴らしかったです。ゆっくりしたかったんですが、バスの時間が気になり、大急ぎでの鑑賞。でも満足、満足。

14時55分にバスは出発。大人気で土日祝日はすでに予約で満員の井倉洞へ向かいます。25分ほど到着。いや~~、楽しみです。運転手さんからアート周遊バスはこちらで下車するともうバスはありませんよって説明を受けて下車。帰りは井倉駅から電車で岡山に戻るので大丈夫です。運転手さんともこちらでお別れです。1日ありがとうございました。絶景を見ながら、バス停から徒歩5分程度で受付へ・・・そこで、驚愕の事実が・・緊急事態が起こり、今日は入洞できないというのです・・( ;∀;)( ;∀;)( ;∀;)( ;∀;)( ;∀;) どうも少し前に入った方がケガをされたようで、救急車もきました。諦めるしかないです。井倉駅まで15分ほど歩き、予定を早めて1時間早い16時12分の電車で岡山に戻りました。新幹線も指定席を変更し(森の芸術祭もりもりきっぷは発券後も1回だけ変更できます。みどりの窓口で最初は変更できないって言われたんですが、色々調べて変更できることがわかり再度変更に行きました。みどりの窓口の駅員を信用してたら、1時間半岡山駅構内に滞在することになってしまいえらい事でした。)で、少し早めに帰宅できましたが、いやあ、最後は残念でした。でもお土産はなかなかよかったので、良しとします。←そこ?( ´艸`)

総括
良かった点
*鑑賞できたアート作品はどれもレベルが高く、とてもよかった
*森の芸術祭の名の通り、自然とよく調和していた
*津山では旧街道を自転車で走ることができ、気持ちがよかった
*展示作品数がほどよく、ストレスなく鑑賞できた
改善して欲しい点(辛口あり)
*展示会場がかなり広範囲で点々としすぎて、車やバスを使っても移動に時間がかかる
*すべての作品を見るには、2泊3日でも難しいかも?
*津山周辺であっても、それぞれの展示会場が離れすぎ。自転車を使っても半分しか見れなかった。おススメコースを参考に来る人も多いと思うが、観光時間は3時間しかなかったので、徒歩、自転車、車を使った3時間のおススメコースも提示して欲しかった。また、街を回るのに道案内が少なく、わかりにくかった。
*Art周遊バスはキャッシュレスではあったが、運転手さんが毎回、一人一人手動で支払いの手続きをされており、今回は40人ほど乗車していたので、全員が終わるのに常に10分ぐらいかかっていた。それだけでも時間ロス。チケット制にするか、カードの読み取り機を設置してほしい。もしくは、もう1人お手伝いする人がおられるといいのでは?運転手さんが気の毒すぎる。
*井倉洞は人気がありすぎて入洞できなかったり、雨などの自然現象や、ケガ人が出るなどして、急に入洞できないのは、予定をたてて鑑賞チケットを買って行く人にとっては最悪。別日に入洞できるチケットを発行してもらったとしても、近場でないと行けないので、それは事務局側の満足でしかない。ほかに見る作品があれば別だが、この作品のためだけにバスや電車、車などを使って行くので、来年以降も開催されるのであれば、この場所での作品展示が最も課題が残ると言わざるを得ない。

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