詩人と美術家とピアニスト

ギャラリーノマル35周年記念
詩人と美術家とピアニスト
会期:2024年10月28日~2024年11月16日
会場:Gallery Nomart  ギャラリーノマル

ギャラリーノマルの35周年記念の第一弾「詩人と美術家とピアニスト」の紹介です。今回の展覧会では、ノマルと縁の深い詩人であり美術評論家としても高名な建畠晢さんの厳選された詩17編をもとに、1編ずつノマルにゆかりのある17名の作家さん各々がイメージして制作された新作が展示されています。作家さんそれぞれの特色が作品によく表現されていて、とても面白かったです。額縁も作家さん自前のものだそうで、とてもクラッシックなものや、蔵をイメージしたもの、シンプルな物など様々です。2階には今までの展覧会の資料などが展示されています。

展覧会オープンに先駆けて開催されたミニ・ライブ・パフォーマンスでは、sara(.es)さんによるピアノ演奏とととに、建畠晢氏による詩の朗読が行われました。sara(.es)さんの演奏を初めて生でお聞きしたのですが、心にしみる不思議な音色の数々に魅了されました。今回発売された詩画集 「詩人と美術家とピアニスト」にはその朗読と演奏のCDも付いています。ゴージャスですねえ(*´艸`*)
パフォーマンスには詩画集に参加した美術家が14名も参加されており、作品に対するお話を聞かせていただき、とても和やかで楽しい時間を共有させていただきました。集まった美術家の皆さんから詩画集にサインもいただき、良い記念となりました。この詩画集、表紙は白いのですがが、見開きは、オレンジ。そう、ノマルのオレンジです。聞けば、ノマルのディレクター林聡さんのお好きな色だそうです。

建畠晢
日本の詩人、美術評論家。1947年京都生まれ。早稲田大学文学部卒。新潮社「芸術新潮」編集部、国立国際美術館主任研究官、多摩美術大学教授、国立国際美術館長、京都市立芸術大学長をへて2014年より多摩美術大学長。埼玉県立近代美術館を兼任。国内外の芸術祭でコミッショナーや芸術監督などを務められる傍ら、詩人としても活躍をされています。

sara (.es ドットエス)
.esは2009年、Gallery Nomartをホームとして、橋本孝之と saraの2人により結成されたコンテンポラリー・ミュージック・ユニット。プロデュースはノマルのディレクター林聡がされています。2021年5月、橋本孝之永眠後も「.es」として活動を継続中です。

参加した17名の美術家(詩画集に掲載された順になっています)
木村 秀樹, 東影 智裕, 飯川 雄大, 山田 千尋, 池上 恵一, 高嶋 英男, 小谷 くるみ, 今村 源, 名和 晃平, 栗田 咲子,片山 雅史, 藤本 由紀夫, 中川 佳宣, 田中 朝子,植松 奎二, 黒宮 菜菜, 稲垣 元則

ちなみに、ノマル35周年記念第2弾は 2024年11月30日~2024年12月21日に開催予定です。タイトルは「All Stars – RESONANCE」、なんと次回は40名弱の美術家さんの作品が展示されるみたいです。楽しみ~~~(´∀`*)ウフフ

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