飛鳥 初夏の宮崎・屋久島クルーズ 1999

・クルーズ名        初夏の宮崎・屋久島クルーズ
・船名(Ship)       M.S.ASUKA
・航海次号(Voyage)    201
・乗船(Embarkation)   KOB 1999-06-09
・下船(Disembarkation)   OSA 1999-06-12
・船室(Cabin Bed)    655-1
・船長(Master)          幡野 保裕

はじめてのクルーズの乗船中に父と私はもう次のクルーズに行きたいと考え始めていました。でも、時間とお金に余裕があるわけではないので、そうそう何度も乗船できません。その上、母は足が地面についていない旅行は嫌だと言っていたので、何年か先になるかなあと思っていました。が、が、一番嫌がっていたいた母がなんと来年も乗船しようと言い出しました!!荷物を持つことなく移動や観光ができ、乗船中は自由にくつろげるクルーズが気に入ったとのこと。家族で相談した結果、屋久島に行ってみたいということになり、1998年の冬に翌年の宮崎・屋久島クルーズを申し込みました。キャビンは前回と同じく3人部屋のFステートをお願いしました。

初夏の宮崎・屋久島クルーズは以下の3コースがあり、
Aコース 6月9日神戸発  6月12日大阪着 3泊4日(飛鳥3泊)
Bコース 6月10日宮崎発 6月12日大阪着 2泊3日(飛鳥2泊)
Cコース 6月9日神戸発  6月10日宮崎着 3泊4日(飛鳥1泊)
Aコースにしました。

さて、乗船当日、神戸港はいいお天気です。最初の寄港地である宮崎へ向けていざ出港!!今回のクルーズでは乗船証がちょっとかっこいいカードに変わりましたが、ルームキーとは別です。ルームキーは化粧台の前に人数分のかわいい鍵置き場があり、いつも鍵を探し回る私にはありがたいものでした。

さて、神戸港を出港しから大阪湾を南下、紀伊水道を通って太平洋へ。四国沖を通過し宮崎港へと向かいました。翌朝、宮崎港に到着。現地では観光タクシーをお願いして、綾の大吊橋、綾城跡見学、宮崎神宮に参拝しました。私と父がお酒が好きだという話をしたら、「綾」という焼酎をつくっている蔵元にも連れて行ってくれました。ドライバーさんがとても気さくな方で話もはずみ楽しかったです。

その夜はインフォーマルのドレスコードで夕食を楽しみ、いざ目指すは屋久島!!
一夜明け屋久島の沖合に到着しましたが、お天気悪そう~~~ とはいえ、1年に365日雨の降る島といわれる屋久島なので、いつもこんなお天気なんだろうと下船準備!!して、いそいそと下船口に向かいました。当時の屋久島は大型船が直接着岸できなかったため、港の沖合に錨泊し、テンダーボートを使って上陸することになっていました。下船口では自転車を準備している人や、リュックを背負っていざ山に登るぞ~~!っていういで立ちの方など、たくさんの人が集まっていました。船もテンダーボートを海面に下す準備をしていたのですが、どうも様子が変です。いつまでたってもテンダーボートが下りてこないんです。そうこうしていると船長から放送が入り、「波が荒いので、安房港への入港をあきらめ、島の北にある宮之浦港に移動します。」とのこと。

え、え、えええええ~~~~~!!! 私、屋久島に来るためにこのクルーズに乗船したのに、、、、陸をみるとツアーバスが一斉に安房港から宮之浦港へ移動しています。お願い、宮之浦港に入港できますように。と一生懸命お祈りしました。下船準備していた他のお客さんも同じ気持ちだったと思います。しかし、無情にも上陸できないとの放送が・・・・波が高いとテンダーボートの乗り降りが危ないんですよね。

涙でました ( ;∀;) いや、ほんと。一介のサラリーマンが大金と時間をはたいて、せっかく乗船したのに (;´Д`)意気消沈とはまさにこの事。さよ~~~なら~~~ 、ツアーバス (ノд-。)
みんな打ちひしがれているんだろうなあと思っていたら、案外そうでもないんですよ。なぜなら、船だから~~なんです。港に入港できず錨泊する場合は、天候により上陸できないというのを結構な人が理解して乗船されているんですね。大人だわねえ。でも私は初めての抜港だったので、しばらく怒ってました。ヽ(`Д´)ノプンプン
このクルーズの船長さん、5代目幡野保裕キャプテン。上陸できなかった最初のキャプテン。ちょっと嫌いになりました。

上陸できないと判断した飛鳥は屋久島の周りを1周した後、突如、錦江湾クルーに航路変更になりました。船内では新しいアスカデイリーが部屋に届けられました。
錦江湾に戻ってきた頃にはお日様も顔を出し、お天気は回復していました。(ノд-。)クスン すごくまじかで開聞岳を見ることができて、それはそれでよかったんですが、、、やはり屋久島に上陸したかった。その日の夕食はキャプテンの計らいでドリンクがすべて無料になり、ビンゴ大会では高価な景品も準備されました。キャプテン、ちょっと好きになりました。オイオイ

 

証拠写真( ´艸`)がこちら
でも、母曰く、お酒飲めないし、ビンゴも当たらないってなるとちょっと損だわね。確かにそうですね。でももう1つ、屋久島上陸中止になったかわりに、クリスマス・ハウステンボスクルーズと台湾・南西諸島クルーズの特別割引の案内がありました。クルーズ経験の浅い3人はクリスマス・ハウステンボスクルーズにいそいそと申し込んでしまったのでした。これはもう船側の思うツボですね。ちゃんちゃん

初夏の宮崎・屋久島クルーズ VOY.201 1999 日程表

初夏の宮崎・屋久島クルーズ VOY.201 1999 アスカデイリー

ギャラリー形式でアップします。写真をクリックすると大きな画像で表示されます。

「上陸できなかった」場合は・・・
その1.大きく予定が変更になるので、すぐに新しいアスカデイリーが キャビンに配布されます。アスカデイリーは船内で印刷されているので対応が早いんですが、スタッフさんは大変!

その2.クルーズ先は変更になりますが、港に入港することは今までの経験上ありません。錦江湾は夕方だったので、綺麗に開聞岳がみえましたが、五島列島クルーズに変更になった時は、酷かった・・・だって五島列島、真夜中。なんにも見えましぇ~~~ン

その3.ディナーのドリンク無料や次回のクルーズ割引があったのは、このクルーズのみでした。

余談・・・

寄港地では様々なオプショナルツアーが用意されています。人気のオプショナルは抽選になったりしますので、期日までに申し込む必要があります。またオプショナルツアーは基本ツアーバスで移動です。バスは補助席を使用することなく、ゆったりと座れます。座席指定ではありませんが、ツアーに参加される皆さんは暗黙の了解のように観光から帰ってたら同じ席に座ります。でも中には席を移動する人もいますので、同じ席に座りたい場合は、何か目印になるものを置いてから下車することをお勧めします。

オプショナルに参加しなくても個人で自由に観光も可能です。私はよく観光タクシーを利用します。船から提供されるオプショナルツアーにも観光タクシーがありますが、直接タクシー会社に個人的に予約を入れて、船にお迎えに来てもらう方が、経験上、ちゃんと観光ガイドをして下さる良い運転手さんに当たるように思います。

お持ち帰り便利グッズ
・電話の横にある横長のメモ用紙 以外にこのサイズのメモ帳ってないんです。
・船内の規約などが書かれている冊子にはさんである飛鳥のマーク入り便せんと封筒。便せんはA3サイズ。こちらもなかなかありません。

最近の記事
お知らせ
人気ブログランキング
ブログランキング・にほんブログ村へ
PAGE TOP