飛鳥 XMAS ハウステンボスクルーズ 1999

・クルーズ名       XMAS ハウステンボスクルーズ
・船名(Ship)       M.S.ASUKA
・航海次号(Voyage)    287
・乗船(Embarkation)   KOB 1999-12-14
・下船(Disembarkation)  KOB 1999-12-18
・船室(Cabin Bed)    655-1
・船長(Master)           野崎 利夫

はい、前回、屋久島に上陸できずややふてくされ気味のすうちゃんです。今回は屋久島に上陸できなかった故に、割引料金で乗船できたXmas ハウステンボスクルーズのお話です。今回のクルーズのみどこを探してもアスカデイリーが見つからず、日程表のみのアップです。どこに片付けたんでしょうねえ。

XmasハウステンボスクルーズVOY.287 1999 日程表

今回のクルーズ、一番長いのが横浜発神戸着の5泊6日。一番短いのは2泊3日で、合計10コースありました。私は4泊5日の神戸乗下船のコースを選択しました。今回の目玉は長崎港で下船し、ハウステンボス「ホテルヨーロッパ」や湯布院「亀の井別荘」、「湯布院玉の湯」に宿泊し、翌日別府港からまた乗船するというものでした。私はずっと船に乗りっぱなしのコースにしました。だってせっかく大好きな飛鳥に乗船しているのにわざわざ下船してホテルや旅館に宿泊するなんてありえない~~~

出航当日の夕食はなぜか指定席、それも窓から離れた場所で10名程度の方がおられました。なぜ指定席なのか、全員がいぶかしく思っていたところ、食事の途中に屋久島で上陸ができなったお詫びにクルーズコーディネーターの方がご挨拶にこられました。その指定席のテーブルの方は皆さん、屋久島クルーズに参加されていた方だったんです。なるほど~~~ 納得しました。席が窓際じゃなかったことも詫びておられ、その心配りがさりげなくて、素敵だなあって思いました。これが江頭紀光子さんと出会った最初です。とても素敵な方で、たまに乗船時にお会いすると少しだけお話をさせていただいています。

この日の出航は夜中の24時。神戸ルミナリエを鑑賞できるように設定されていました。船からシャトルバスがJR三ノ宮まで運行され各自自由にルミナリエ鑑賞に行くことができました。父は船でジャズ鑑賞がいいというので、母と出かけました。
今のように柵などもなく、どこからでも自由にルミナリエ会場に入れた覚えがあります。そして、翌日は瀬戸内海を終日航海。ランチはデッキでうなぎをいただきました。おいしかった、けど、寒かった~~~

明石大橋、瀬戸大橋、因島大橋、関門橋と名立たる橋の下をくぐって長崎港に入港。飛鳥に乗船するのも3回目となると、だんだん上陸してからの観光が上手になってきます。ちなみに、入港して下船の準備ができると、個人で行動する人はすぐに下船可能になります。オプショナルツアーはコースがたくさんあるので、下船時の混雑を避けるために船内であらかじめ決められた場所に集合し時差で出発します。でも個人行動をする人は出航30分前までには船に帰ってこないといけないので、これは要注意です。

今回長崎は入港が9時で出航が17時。時間的にも余裕がありましたので、両親とバスやタクシーなどを使って、個人で港町観光をしました。大浦天主堂やグラバー邸に行き、オランダ坂で写真を撮り、お昼は中華街で長崎ちゃんぽんをいただきました。そのあと、少し離れた平和記念像をタクシーで見学に行ったんですが、到着した場所に平和記念像はありませんでした・・・なんと平和記念像は経年劣化による損傷が激しいことが判り、全面修復中で、1999年当時は解体されてたんです。タクシーの運転手さん、なんで教えてくれなかったの~~ とぼやいても後の始末。落胆した3人は船にいそいそと帰ったのでした。(´・ω・`)

その夜、2人の紳士と夕食が同席でした。ホテルなどに宿泊されている方もおられたので、ディナーはほどほどに空いていて、5人で1テーブルでした。どちらもとても気さくな方でいろいろお話をしていると、お1人は奥様は下船してホテルにお泊りとか・・あらら ご主人だけが船に乗船されていました。たまには奥様と別行動がいいのかしら?( ´艸`) この日の夕食は和食で、この孤独なご主人と話が弾み、日本酒をふるまっていただきました。ゴチになりました!! もう1人の紳士が、宴たけなわで奥様の話になり、実は奥様が船酔いで何も食べられないとお話された
のを聞き、孤独な紳士が「それはお気の毒だ」と、お食事をサービスして下さるクルーの1人にこちらの奥様が船酔いでなにも食されていないので、おにぎり🍙を作ってさしあげてって頼まれました。しばらくするとおにぎりがテーブルに届けられ、船酔い紳士は嬉しそうにお礼をおっしゃって、夕食が終わるとおにぎりをもってキャビンに戻られました。孤独な紳士、話をうかがうと、世界1周のクルーズをすでに経験済みで、その時の経験で🍙を注文されたとか?!立ち居振る舞いや気配りのすごさは、まさに本物の紳士でした・・きっとどこかの社長に違いない!!素敵!

翌朝、船は別府港へ到着。こちらはオプショナルで参加。別府地獄めぐりからの湯布院への昼食と観光にいきました。そんなにはゆっくりとはできませんでしたが、楽しかったです。夕方には前日ハウステンボスや湯布院で宿泊された方も戻られ、出航となりました。船内はクリスマスでとても綺麗に飾りつけがされ、キラキラしてました。また乗りたくなりました・・・いかんわ~~ きりがなくなってきた上に、お足もなくなってきた~~ 頑張って働かなければ・・・・・・・

余談
飛鳥Ⅱはダイニングでは2人掛けのテーブルを人数によってくっつけて使っていますが、飛鳥は今と違って長テーブルは6人掛け。丸テーブルは8人掛けでした。そのため食事は必ず相席でした。食事にダイニングへ行くとクルーがテーブルまで案内してくれます。どなたも、「こんばんは、ご一緒させていただいてもよろしいでしょうか?」と挨拶され、座られます。食事中に話が弾み、食後にはとても仲良くなるケースもありました。中にはそのクルーズの期間中ずっと待ち合わせをして食事をした方もおられます。その時に、いろいろなクルーズの話を聞いたり、質問したりすることができたので、寄港地での観光方法や、船内の過ごし方など、勉強させていただきました。ポイントは初心者のように振舞うことかな?そうすると皆さん、いろいろ教えて下さいます。えっ、こんな方がと思うような人が世界一周に行っておられたりします。人はみかけによりませしぇ~~~ん。でも、今は個人が主になってしまって、ちょっとつまらないです。

ただ、一度、これはねえ・・って思った事がありました。それは前回の屋久島クルーズの時。この時は最初で最後でしたが、夕食はずっと同じメンバーでの指定席でした。両親と私の3人、女性姉妹3人、30代くらいのカップル2人の8人でした。
このうち女性姉妹はディナーに必ず遅れて登場。それも15分程度。これにはまいりました。マナー守れよって感じです。そして30代の2人、まったく会話がありません・・どうもお忍び??って感じです。かしましおばちゃんとお忍びカップルと呼んでましたが、これほどつまらなかったディナーはいまだかつてありません。指定席・・ダメですね。食事もあまりおいしくなかったと感じたのはテーブルのメンバーのせいでしょうか? (ノд-。)クスン

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