黙: Speaking in Silence ‒Bosco Sodi & Izumi Kato

黙: Speaking in Silence ‒Bosco Sodi & Izumi Kato
会場:建仁寺 両足院
会期:2024年11月2日~2024年11月17日

Facebookで加藤泉さんの作品が京都で展示されていると知り、いそいそと出かけてきました。展示されているのは、建仁寺の両足院です。四条河原町から徒歩で行けちゃうアクセスの良さ(´艸`)ではありますが、建仁寺自体がすごく敷地が広い上に、初めて行ったので、両足院がどこにあるのかわからず、ウロウロしてしまいました。

「黙: Speaking in Silence」は加藤泉とボスコ・ソディ、お二人による展覧会です。加藤泉は1969年島根県生まれ。武蔵野美術大学造形学部油絵学科卒業。生物、とくに人間の原始的なフォルムを油彩画や木彫で制作される画家であり、彫刻家でもあります。今回もとっても不思議な立体作品や掛け軸が大書院や方丈、庭に展示されています。特に目を引いたのは、方丈の仏間の前に展示されている作品で、現代の涅槃像(釈迦が右脇を下にして横たわる像)のようでした。

ボスコ・ソディは1970 年メキシコシティ生まれの現代アーティストです。⽊、⼟、岩など⾃然の素材を使い、⾃然の⼀部を切り取ったかのようなダイナミックな作品を制作されています。今回はゴールドに彩られた様々な形の石(だと思います・・)が展示されていました。

今回、長年交友関係にあった2人が自身で企画する初めての展覧会だそうで、新作30点が展示されています。展示方法も2人の作品が1対になるように工夫されていました。お互いの作品が引き立てあい、相乗効果がみられよかったです。寺院での開催ともあり、とても静かで厳かな雰囲気がまた鑑賞するのによかったです。畳に座って静かに思うがままに作品を見れて幸せな気分になりました(´艸`) 大書院からは庭園の池のそばにポツポツと配置されたお二人の作品を見れるのですが、ガラス戸が閉まっているのでくっきりとは見れませんでした。でも、お庭はとても風情があり、美しかったです。ちなみにこの庭は京都府の名勝庭園に指定されている池泉回遊式庭園で、立ち入ることはできません。帰りに受付で、表面には @studioboscosodi 裏面には @izukat692 のアートワークから本展のためにデザインされた御守を購入。大満足で帰宅しました。

flyer

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