ARTISTS’FAIR KYOTO 2022
会期:メイン会場:2022年03月05日~2022年03月06日まで
清水寺会場:2022年03月05日~2022年03月13日まで
場所:メイン会場 :京都文化博物館別館 京都新聞ビル地下1階
清水寺会場:清水寺
今年も昨年に引き続きARTISTS’FAIR KYOTO 2022に行ってきました。アーティストがアーティストを紹介するマイクロマーケットで、企画、運営、出品まですべてをアーティストが行うという新しいスタイルです。メイン会場の開催期間が2日間とあいかわらず短かいのが難点かなあ・・チケットは京都文化博物館別館のみ日時を指定しての購入でしたが思った以上に混雑してました。今年は足場でつくられた仮設の2階部分に上がるのに整理券が配られていて、人数を厳重に管理されていました。足場ですから倒れでもしたら大変ですよね。順番が来て2階に上がる時に滞在可能時間が整理券に記入(15分・・いやあ、短すぎ)されるんですが、逆に2階では降りるよう注意喚起がないので、アーティストさんと話し込んじゃうと、ついつい長く滞在しがち。2階の人数が減らないと上がれないので、密状態での待ち時間が長く、風通しの良い居場所を確保するのが大変でした。(;’∀’)
サテライト会場の京都新聞ビル移動には昨年で味を占めシャトルカー(という名のタクシーです)を利用させていただきました。今年は台数も多く、待ち時間も短く楽ちんで移動できました。嬉しいです!!京都新聞ビル地下1階は今年も、薄暗く広い空間にポツン、ポツンと作品が展示さていました。光を放つ作品や、映像、またこの会場の醸し出す雰囲気にマッチした作品が展示されていてこちらも大変面白かったです。
そして、清水寺ではこの企画をされていてるアドバイザリーボードのアーティストの皆さんの作品が展示されています。展示場所は仁王門横、西門前、経堂、成就院(通常非公開)の4箇所。Yottaの歌って話す巨大なこけし「花子」、ヤノベケンジの「KOMAINU」がお出迎え。KOMAINUは現在の地球環境の悪化、人類の分断や対立、国際紛争などから世界を守るための守護獣だそうです。経堂では宮島達男の映像作品が、成就院では名和昇平、椿昇、ヤノベケンジ、鬼頭健吾、塩田千春、加藤泉、池田光弘、鶴田憲次、薄久保香、大庭大介、矢津吉隆、井口皓太の作品が展示されていました。成就院は通常特別公開の数日以外は非公開で、内部の写真撮影は一切禁止ですが、今回はアート作品のみの撮影はOKでした。成就院の名園「月の庭」を鑑賞もできる上に、現代アートも鑑賞でき、心が安らぎました。上質な現代アートに触れ、世界遺産とされる日本古来の芸術に触れ、とても素敵な時間を過ごすことができました。現代アート、まだまだ理解していただけない方も多い中、今回の清水寺のご協力に感謝、感謝です。時間がある方は月の庭の縁側に腰をかけてお庭を見ながら、いろいろな思いをはせるのもいいですよ。
2022 ARTIST’S FAIR KYOTO 2022
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