EXPO 2025 大阪・関西万博 4月30日

EXPO 2025 大阪・関西万博
会期:2025年4月13日~10月13日(184日間)
会場:大阪市此花区夢洲
8回目 西ゲート12時入場

はじめての西ゲートからの入場です。13時44分のJR新大阪駅からEXPOライナーに乗車し桜島島駅へ向かいます。このEXPOライナーは大阪・関西万博の開催期間中、JR新大阪駅と桜島駅の間で運行される臨時快速列車で、途中の停車駅は大阪駅、ユニバーサルシティー駅の2駅のみ。1時間に1本運行されています(運行時間は公式でご確認ください)。所要時間は15分です。この車両の1両目は「JR WEST Parade Train」という名称で、万博のラッピングが施され、車両では様々な映像が流れる動くパビリオンです( ´∀` ) 映像をみているとあっという間に桜島駅に到着します。14時まで開いている臨時改札を出て、誘導されるがままに少し歩いて万博会場行きバス乗り場へ。途中、ウィーンの芸術家、フリーデンスライヒ・フンデルトヴァッサー氏によりデザインされた舞洲のごみ焼却場を通過。初めて見た人はこれはなに?って思うほどエキゾチックな建造物です。会場に近づいてくると、バス進行方向左手に東口ゲートやデザイナーズトイレ「トイレ5」(2億円トイレ)が見えます。約15分で西口ゲート到着です。西口ゲート、この時間帯はが入場者が皆無で、手荷物検査者の方がこっちにどうぞ~~って手を振ってお迎えしてくださいます。

さて、今日は・・仕事が終わってなんとなく万博に来てみたかったので、ほぼノープランですが、なんと9つものパビリオンに入館できました。(´∀`*)ウフフ
1.アルジェリア館
2.チリ館
3.コモンズC
4.いのち動的平衡館
5.ブルーオーシャンドーム
6.バングラデシュ館
7.セネガル館
8.アゼルバイジャンパビリオン
9.ドイツパビリオン

1.アルジェリアパビリオン
建物の正面の外観ファサードには「アルジェリアの光輝」と書かれています。テーマは「人類の進歩を国の発展にかける」です。伝統的なスタイルと現代建築を融合させた地上3階、地下1階の建物で、7つの世界遺産や美しい景観などをアピール。約240万年前の石器や古代宝飾品などの展示や、映像展示ではアラビア語で光を意味する「ヌール」という少女がナビゲーターを務めます。ショップでは現地の工芸品やその場で名前などを刻印をしてもらえるお皿などが販売されています。

2.チリパビリオン
テーマは「WE CARE」。コンセプトは「マクン(Makün):人々を包むチリの織物」です。チリの先住民族「マプチェ」の職人200人が製作した延べ242平方メートルにも及ぶ巨大な織物と松の木が組み合わさった展示物は非常に印象的です。マクンとはマプチェ語で「マント」や「保護する衣」を意味し、この織物では様々な幾何学的な模様をを見ることができます。スクリーンでは、チリの持続可能性、革新、多様性が体感できますが、マクンの方が印象的でした。

4.いのち動的平衡館
福岡伸一がプロデュースするシグネチャーパビリオンで、テーマは「いのちを知る」 動的平衡とはAI曰く「絶え間なく変化しながらも、全体としては一定の状態を保つことを指します。生物学では、生命は常に分解と再構成を繰り返しており、その流れの中でバランスを保っている状態を表します」とのこと。このパビリオンでは固体の生命に焦点をあて、命は有限ではあるものの、それは無限の生命連鎖に繋がっているということを映像で表現しています。最後の福岡さんの解説が刺さりまして・・自身の「死」へのとらえ方が変わったように思えます。好き好きはあると思いますが、私は何回でもみたいパビリオンです。

5.ブルーオーシャンドーム
テーマは「海の蘇生」 会場内は3つのドームに分かれ、入場してすぐの「A 循環」では、水の循環が視覚化できるよう大型のが設置されて、一瞬たりとも同じ動きをすることのない水や水滴の動きを見ることができます。 次の「B 海洋」では、近年増え続ける海洋プラスチックごみによる汚染を地球をイメージした巨大な円形の映像として見ることができます。非常に美しい映像作品ですが、問題定義がしっかりとされている素晴らしい作品です。最後の「C 叡智」では、地域限定のテーマでの展示やトークショーなどが開催されます。映像も見事ですが、こちらのパビリオンはゆっくりと建造物を見る事をおススメします。この建造物、設計は坂 茂、Aは竹、BはCFRP・カーボンファイバー、Cは紙管で構成されています。お見逃しなく。

6.バングラデシュパビリオン
テーマは「いのちをつなぐ:伝統とイノベーションが調和する国」 美しい模様の手刺しゅう布「ノクシ・カンタ」がお迎えしてくれます。展示の中心は、伝統工芸であり主要輸出品の繊維製品です。織物遺産「モスリン」はとても繊細で素敵です。他、非常に綺麗な絵柄が施された食器類など伝統工芸品も鑑賞できます。でもこれだけではありません。入口入ってすぐの右手には「新生バングラデシュの再定義 若者による不屈の精神」と題した若者による様々なイラストが展示されていています。ワンピースやドラゴンボールに似た絵もあります。古い伝統だけでなく、これからのエネルギーを感じることができる展示内容です。

7.セネガルパビリオン
テーマは「持続可能で公平な開発のために人々を結ぶ交差点」 アフリカ大陸の最西端に位置し、大西洋に面するイスラム国家で首都はダカール。パリ-ダカールラリーのゴールとしても有名です。展示作品はあまり多くありませんが、入って右側はセネガルを紹介するコーナーで左側は現代アート的な絵画作品や、現地のグッズが販売されています。出口近くの上に2枚の絵が展示されています。もしかしたら、こちらのパビリオンはこれが一番のメインかも?向かって左の絵はジュッジ鳥類国立公園に飛来する渡り鳥の絵が、そして右手はダカールの沖合い3キロほどの場所にあり、過去には奴隷貿易の拠点として栄えたゴレ島の絵です。奴隷制度という暗黒の時代もちゃんと展示されている、貴重な絵になります。お見逃しなく。

8.アゼルバイジャンパビリオン
コンセプトは「サステナビリティー(持続可能性)への7つの懸け橋」で、パビリオン入口までの7つのアーチが作られた回廊には、両サイドに複数の女神風の巨大オブジェが回転しながら展示されています。なんともゴージャスなお出迎えです。サブテーマは「命をつなぐ」です。館内は没入型の映像作品がメインですが、インタラクティブは体験ができるコーナーや、出口近くには様々な伝統工芸品や美術品も展示されて、楽しませてくれます。

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