Kyoto Art for tomorrow 2025

ー京都府新鋭選抜展ー
Kyoto Art for tomorrow 2025
会場:京都文化博物館 5階展示室
会期:2024年12月21日~2025年1月13日

毎年1月20日前後から3週間程度で開催される京都府新鋭選抜展、今年はなんと時期が早まり年末年始を挟んでの開催です。この展覧会は京都を中心に活動する新進の若手作家を紹介し、次世代を担う作家として京都から世界へ発信していくことを目的に開催されています。今回は美術系大学、画廊、美術館学芸員等からの推薦を受けた若手作家の中から、選考委員により選抜された作家40名の作品が展示されています。今年は絵画が多い感じがしましたが・・私が面白いなあ~~と思ったのは、立花光の《無人配達》。箱の横に小さな丸い穴の開いた配達後の雰囲気を醸し出す段ボール箱が台の上に置いてあるんです。その丸い穴を覗いてみると・・もうねえ・・世界観が面白すぎて笑ってしまいました。写真でアップしますので、ご覧になってみてください。なかなか撮影が難しかったです。(;’∀’) あとは~~坂本大地の《SURGE》。金魚すくいのポイでできた作品。構想がとてもおもしろかったです。そして、今年の最優秀賞受賞者は小宮太郎《閉じた箱、少しだけ剥がれた窓》でした。マスキングテープ、ガラス、アクリル、ライトを使った大作で、大変見ごたえがありました。

最優秀賞といえば、毎年、前年度選抜展の最優秀賞受賞者を別館ホールに招き、特別展示が行われます。今年は、高瀬栞菜の“とおくてちかくて、はなれてかみあう”です。この作家さんの作品を一番最初に見たのは2021年のARTISTS’ FAIR KYOTOでした。とても可愛い絵なんですが、ちょっぴり毒があるんです(´∀`*)ウフフ そこがいいんですよねえ。その後グループ展などでちょくちょく拝見してはいたんですが、ついに昨年Kyoto Art for tomorrow 2024で最優秀賞を受賞。おめでとうございます~~~(((o(*゚▽゚*)o))) 特別展が行われる会場はとても広いので、たくさんの作品を拝見することができ、大満足でした。可愛いだけではない独特の世界観、今後も期待しています。

flyer

作家紹介

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京都府新鋭選抜展


高瀬栞菜 特別展「とおくてちかくて、はなれてかみあう」

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